遣唐使の廃止とは
(けんとうしのはいし)
894年、菅原道真の建議で遣唐使が停止され、以後の国風文化の発展につながった。
くわしい説明
唐の衰退や航海の危険が増したことを背景に、宇多天皇のもとで遣唐使の停止が決められた(最終的に廃止へ)。大陸文化の直接摂取が弱まり、日本風に消化した文化が育つ契機となる。かな文字文学や大和絵など、国風文化の形成と結びつけて理解する。一方で対外情報の流入は細り、外交の在り方も変化した。
重要ポイント
- 894年、菅原道真の建議。
- 唐の衰退・航海危険が背景。
- 国風文化の発展要因の一つ。
混同注意
- 遣隋使(隋へ)・遣唐使(唐へ)・遣明船(勘合貿易)など時代ごとの対外関係を混同しない。
因果の流れ
- 唐の衰退と海路危険
- 遣唐使停止
- 大陸文化の日本的消化
- 国風文化の発達