室町

寄親・寄子制とは

(よりおや・よりこせい)

戦国期に大名が家臣団を編成するため、強い者(寄親)の下に寄子を従属させた主従編成方式。

くわしい説明

戦国大名は在地領主や国衆を家臣団に組み込む際、個別に直結させるだけでなく、寄親の配下に寄子を置く編成をとった。軍役動員や支配の効率化を狙い、寄親が寄子の統制・指揮を担う。家中統制を進める一方、寄親の権限が強まりすぎると分裂要因にもなり得た。分国法や城下町形成などと並ぶ、領国支配の制度面を示す用語。

重要ポイント

  • 寄親が寄子を統率する家臣編成。
  • 動員・支配の効率化が目的。
  • 寄親の権限強化がリスクにもなる。

混同注意

  • 「惣村の寄合(自治)」とは無関係で、家臣団編成の制度。

因果の流れ

  1. 戦国大名の領国支配の拡大
  2. 家臣団の再編成
  3. 寄親・寄子制による動員強化
  4. 家中統制と分裂リスクの併存

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