山城国一揆とは
(やましろのくにいっき)
1485年ごろ、山城国で国人・土民が結集し、守護勢力を排して自治を行った国一揆。
くわしい説明
畠山氏の内紛などで京都周辺が不安定化する中、山城国の国人や惣村の土民が連合し、守護勢力の撤退を求めて実力で実現した。以後、合議により国を運営する自治がしばらく続いたとされる。惣村の自治や土一揆の発展形として理解でき、戦国期の「下剋上」的状況へつながる社会変動を示す代表例である。
重要ポイント
- 1485年ごろ成立(畠山氏内紛の余波)。
- 国人・土民の連合による自治。
- 惣村自治・土一揆の発展形。
混同注意
- 「正長の土一揆(1428)」は徳政要求中心で、山城国一揆は地域支配(自治)へ踏み込む。
因果の流れ
- 守護大名の内紛と治安悪化
- 国人・惣村の連合形成
- 守護勢力の排除
- 自治の試行→戦国的状況へ