飛鳥・奈良

律令制度と土地

問題

8世紀の土地制度に関連して述べた文として正しいものを、次の1~4のうちから一つ選べ。

  1. 選択肢 1 政府は、百万町歩開墾計画の段階で、開墾地の永年私有を無制限に認めた。

    永年私有を認めたのは743年の墾田永年私財法で、しかも位階に応じた面積制限があった。

  2. 選択肢 2 三世一身法では、灌漑施設(溝や池)を新設して開墾した者には、永久に私有を認めた。

    三世一身法は「一代または三代」の期限付き。

  3. 正解 墾田永年私財法では、位階に応じて開墾田の面積を制限し、国司に報告させた。

    永久私有を認めたが、位階に応じた面積制限があった。

  4. 選択肢 4 墾田永年私財法の発布により、条里制による土地区画は行われなくなった。

    条里制による区画整理は継続して行われた。

解説

3が正解。永年私有は墾田永年私財法で認められ、位階に応じた面積制限があった。1は百万町歩開墾計画の段階で永年私有・無制限を認めた点が誤り、2は三世一身法は期限付き、4は条里制は継続。

ヒント1「永久に私有」できるが、無制限ではない点に注意。

ヒント2「すべての土地」や「制限なし」という記述は疑おう。

関連用語

律令制度と土地墾田永年私財法班田収授法

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