延喜の荘園整理令とは
(えんぎのしょうえんせいりれい)
902年、醍醐天皇が出した荘園整理令。違法な荘園の整理で律令体制の立て直しを図ったが効果は限定的。
くわしい説明
荘園の拡大で公領が圧迫され、班田や税の基盤が弱まる中、醍醐天皇の親政(延喜の治)の一環として出された。違法な荘園の停止・整理を命じたが、荘園の増大を根本的に止めるには至らなかった。後の延久の荘園整理令(1069年、後三条天皇)と対比して理解すると整理しやすい。
重要ポイント
- 902年、醍醐天皇の施策。
- 違法荘園の整理を命じる。
- 効果は限定的で荘園拡大は続く。
混同注意
- 「延久の荘園整理令(1069年)」との比較(延久の方が実効性が高いとされる)。
因果の流れ
- 荘園拡大で公領が圧迫
- 体制立て直しが必要
- 延喜の整理令
- 効果限定→荘園制進行