日宋貿易とは
(にっそうぼうえき)
平安末〜鎌倉期に発展した、日本と宋(中国)との私貿易で、武士や寺社の経済基盤を強めた。
くわしい説明
遣唐使停止後も大陸との交流は続き、12〜13世紀には宋との交易が活発化した。輸入は宋銭・書籍・陶磁器など、輸出は金・硫黄・刀剣などが中心。港湾整備や瀬戸内の海上交通と結びつき、武士勢力や寺社の財力増大、文化面では禅宗の受容などにも影響した。
重要ポイント
- 平安末〜鎌倉期に活発化した私貿易。
- 宋銭・書籍・陶磁器などを輸入。
- 経済だけでなく禅宗受容など文化にも影響。
混同注意
- 「遣唐使」は国家外交使節だが、日宋貿易は私的・商業的性格が強い。
因果の流れ
- 遣唐使停止後の交流継続
- 武士・寺社の経済活動拡大
- 日宋貿易の発展
- 宋銭流通・文化交流の進展