公事方御定書とは
(くじかたおさだめがき)
1742年に成立した裁判実務の基準(公事方御定書)で、奉行所の運用を統一した。
くわしい説明
18世紀前半(1742年)にまとめられた裁判・行政実務の基準で、町奉行などが判決を行う際の指針となった。公開を前提とした近代法典ではなく、役人向けの内部規範として機能した点が重要である。幕府法の運用を整え、地域差を抑える役割を果たした。
重要ポイント
- 1742年成立の裁判実務基準。
- 奉行所の運用統一に寄与。
- 非公開の内部規範。
混同注意
- 『武家諸法度』など統治規範と混同せず、裁判実務の基準と理解する。
因果の流れ
- 裁判運用のばらつき
- 基準整備の必要
- 御定書の整備
- 幕府法運用の安定化