四職とは
(ししき)
室町幕府で侍所の所司を出す家格の呼称で、一般に山名・一色・赤松・京極の四家を指す。
くわしい説明
四職は、室町幕府で京都の軍事・警察を担った侍所の所司(頭人)を出す家格として用いられた呼称で、一般には山名・一色・赤松・京極の四家を指す。三管領に次ぐ有力守護として理解されるが、実際の補任は時期によって変動し、土岐・畠山などが関わる時期もあった。したがって、四家が常に固定的に交代した制度と単純化しすぎないことが重要である。
重要ポイント
- 一般に山名・一色・赤松・京極の四家を指す。
- 侍所の所司を出す家格として三管領に次ぐ位置に置かれた。
- 実際の補任は時期により変動し、固定的な四家交代制と断定しすぎない。
混同注意
- 「三管領(細川・畠山・斯波)」は幕府中枢の役職で、四職とは別の家格・役職のまとまり。
- 辞典類では四家を示す説明が一般的だが、実際の侍所補任は時期により揺れがある。
因果の流れ
- 侍所所司の四家交代制
- 幕府内の権力バランス維持
- 都周辺の軍事的緊張
- 応仁の乱期の政局不安