江戸時代の日本史クイズ
1603年〜1868年 ・ 92問
徳川家康が江戸に幕府を開き、約260年間の平和が続いた時代。家康は関ヶ原の戦い(1600年)で覇権を確立し、大坂の陣で豊臣氏を滅ぼした。幕藩体制のもと、参勤交代で大名の経済力を削ぎ、武家諸法度で統制を強化した。鎖国政策(1630年代〜)により海外との接触を制限し、国内秩序の安定を図った。しかし時代が下るにつれ、貨幣経済の浸透で武士の窮乏が進み、享保・寛政・天保の三大改革が試みられたが根本的な解決には至らなかった。一方で元禄文化や化政文化が花開き、歌舞伎・浮世絵・俳諧など庶民文化が成熟した。幕末には外圧と内部矛盾が重なり、幕府は崩壊へ向かう。
江戸時代を、まず1問解いてみる
一覧で流れを読んでから解くことも、ランダム出題で先に試すこともできます。 解答後に重要事実と解説が出るので、間違えた問題だけ復習できます。
江戸時代クイズの例題5問
問題一覧の前半から後半まで、論点が重ならないように選んだ例題です。4つの選択肢から考えてから「答えと解説」を開いてください。
-
例題1 大坂の陣
「方広寺の鐘銘に言いがかりをつけられた!」——大坂の陣に参加する浪人として、豊臣方に味方する理由を語る。
- 家康め、鐘の銘文「国家安康」にいちゃもんをつけてきやがった! これは豊臣を潰すための口実に過ぎん。もはや戦うしかない!
- 関ヶ原で豊臣方が勝っていたから、多くの大名が味方してくれるはず。
- 真田幸村殿は徳川方だ。
- 戦いが終われば秀頼様は助命されて大名になれる。
答えと解説
正解:① 家康め、鐘の銘文「国家安康」にいちゃもんをつけてきやがった! これは豊臣を潰すための口実に過ぎん。もはや戦うしかない!
方広寺鐘銘事件を口実に攻撃。鐘に刻まれた「国家安康」が家康の名を分断して呪っていると難癖をつけてきた。豊臣を潰す口実に過ぎん! 戦うぞ!
覚え方大坂の陣(冬1614・夏1615)の口実は方広寺の鐘銘「国家安康」——豊臣氏はここで滅亡した。
この問題の詳しい解説を見る → -
例題2 人足寄場
江戸の町に無宿人(ホームレス)が増えて治安が悪化している。捕まえて処罰するだけでは、また直ぐに罪を犯すだろう。どうすればいい?——火付盗賊改方の役人として。
- 石川島人足寄場で無宿人らに職業訓練を行い更生を図る。
- 小石川養生所で無料医療を施す。
- 湯島聖堂で朱子学を教授する。
- 佐渡金山で強制労働に従事させる。
答えと解説
正解:① 石川島人足寄場で無宿人らに職業訓練を行い更生を図る。
人足寄場は江戸の石川島に設けられ、浮浪者や無宿人を収容して大工や建具などの技術を教え、社会復帰を促しました。場所は隅田川の河口、石川島です。ただ閉じ込めるのではなく、仕事を教えました。
覚え方人足寄場(石川島)は定信(寛政)が設置した更生施設——小石川養生所(吉宗・享保)と混同しないこと。
この問題の詳しい解説を見る → -
例題3 元禄美術
裕福な町人の依頼で、豪華な屏風を描くことになった。どんな画風で描く?——琳派の絵師としてどうする?
- 金箔をふんだんに使い、大胆な構図とデザイン的な配置で「紅白梅図屏風」を描く。
- 墨一色で、枯れた味わいの山水画を描く。
- 写実主義を追求し、写真のような肖像画を描く。
- 様式を無視して、勢い任せの抽象的な絵にする。
答えと解説
正解:① 金箔をふんだんに使い、大胆な構図とデザイン的な配置で「紅白梅図屏風」を描く。
尾形光琳は、俵屋宗達の画風を継承・発展させ、装飾的で大胆な構図の琳派を大成しました。金の背景に梅の木を描いた屏風が有名です。「わび・さび」よりも「豪華」なのが元禄です。
覚え方元禄美術:尾形光琳(琳派・金屏風)・菱川師宣(初期浮世絵・単色)——錦絵(多色刷り)は後世の春信。
この問題の詳しい解説を見る → -
例題4 棄捐令
旗本の屋敷は荒れ放題、内職で食いつなぐ日々——。松平定信殿が借金問題に手を打った。
- 棄捐令だ。6年以前の借金は帳消し、利子も引き下げ。旗本たちは一息つけるぞ。
- 幕府が全額肩代わりしてくれるそうだ!
- 農民の年貢が減るのだろう? ありがたい。
- これは水野忠邦殿の天保の改革だったか。
答えと解説
正解:① 棄捐令だ。6年以前の借金は帳消し、利子も引き下げ。旗本たちは一息つけるぞ。
松平定信は棄捐令を出し、札差に対する6年以前の借金を帳消しにし、利子を引き下げた。旗本は一時的に救われたが、札差は貸し渋りを始め、根本的な解決にはならなかった。
覚え方棄捐令は武士の借金を帳消しにする緊急策だったが、金融業者の貸し渋りを招き武士の窮乏を深める結果となった。
この問題の詳しい解説を見る → -
例題5 富くじ
「富くじ」——江戸の町人として、今日のお昼は蕎麦で済ませて、残った小銭で夢を買おう。だ!当たれば一攫千金。
- 「天下三富」の谷中感応寺へ行こう。今日は抽選日だ、突き(抽選)を見るぞ!
- 自分で富くじを主催して、寺銭(手数料)を稼ぐ。
- 神社ではなく、教会で富くじを買う。
- 当選賞品は米だから、米を受け取る準備をしておこう。
答えと解説
正解:① 「天下三富」の谷中感応寺へ行こう。今日は抽選日だ、突き(抽選)を見るぞ!
寺社の修復(普請)費用を集める名目で幕府に公認され、谷中感応寺・湯島天神・目黒不動などが「天下三富」として賑わいました。今の宝くじです。神社の修理代を集める名目でした。
覚え方富くじは幕府公認の娯楽として庶民に広く親しまれたが、天保の改革の倹約令によって禁止され消滅した。
この問題の詳しい解説を見る →
江戸時代の重要な因果関係
幕藩体制の確立
参勤交代の制度化
鎖国政策の確立
幕府財政の悪化と改革
庶民文化の成熟
江戸時代の用語をくわしく読む
問題一覧(92問)
よくある質問
4件
江戸時代クイズは何問ありますか?
全92問です。このページの問題一覧から1問ずつ解説ページを開くことも、「この時代を出題する」からランダム出題で続けて解くこともできます。
無料ですか?登録は必要ですか?
すべて無料で、会員登録やログインは必要ありません。アプリのインストールも不要で、ブラウザで開いてそのまま解けます。
小学生・中学生でも解けますか?
問題は、その時代の人物になりきって4つの選択肢から判断する形式です。参勤交代・鎖国・寛政の改革など中学の歴史で習う出来事も扱いますが、棄捐令・人足寄場・旧里帰農令のような高校日本史で学ぶ用語も出てきます。中学生は教科書で習った出来事の問題から、小学生は難しい言葉も多いので保護者と一緒に解説を読みながら挑戦するのがおすすめです。
一問一答で用語を覚えたいときは?
江戸時代の一問一答で、択一問題92問と用語クイズ76語を解説つきで確認できます。クイズで迷った用語の復習に使えます。