室町時代

室町時代の日本史クイズ

1336年〜1573年 ・ 31問

足利尊氏が京都に幕府を開いた時代。建武の新政の失敗後、南北朝の対立が約60年続き、3代将軍足利義満が統一を果たした。義満は明との勘合貿易を開始し、北山文化が栄えた。しかし将軍の権威は次第に低下し、8代義政の時代に応仁の乱(1467年)が勃発。京都は焼け野原となり、守護大名の対立は地方へ波及した。ここから下剋上の風潮が広がり、実力で上位を倒す戦国時代の幕が開いた。室町幕府は名目上は1573年まで存続したが、後半は統治能力を失い、各地の戦国大名が独自に領国を経営する時代に移行していった。

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室町時代クイズの例題5問

問題一覧の前半から後半まで、論点が重ならないように選んだ例題です。4つの選択肢から考えてから「答えと解説」を開いてください。

  1. 例題1 日明貿易

    「明との貿易が再開されたそうだ」——博多の商人として、日明貿易についてどう思う?

    1. 義満様は明に「臣」としてへりくだったが、それで得られる明銭(永楽通宝)の利益は計り知れない。形式より実を取ったのさ!
    2. 輸出品は綿織物や生糸だから、たくさん仕入れないと。
    3. 義満様が亡くなってからずっと中断したままだ。
    4. 寧波の乱の後だから、堺がメインになるかな。
    答えと解説

    正解:① 義満様は明に「臣」としてへりくだったが、それで得られる明銭(永楽通宝)の利益は計り知れない。形式より実を取ったのさ!

    倭寇対策として、正式な貿易船に「勘合(符)」の持参が義務付けられた。日本は明に従属する朝貢形式をとったが、銅銭(永楽通宝)などの輸入で莫大な利益を上げた。

    覚え方日明貿易は義満が始めた勘合(タリー)貿易で、銅銭輸入と倭寇抑制が二大ポイント。

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  2. 例題2 南北朝

    「帝が二人いて大変だ」——南北朝時代の武士として、世の中の混乱を嘆く。

    1. 尊氏殿が京都で光明天皇(北朝)を立て、先帝(後醍醐)は吉野(南朝)へ…泥沼だ。
    2. 義満様が降伏して南朝が勝ったらしい。
    3. 北畠親房殿は『愚管抄』で南朝の正しさを説いている。
    4. このおかけで守護大名は弱くなったな。
    答えと解説

    正解:① 尊氏殿が京都で光明天皇(北朝)を立て、先帝(後醍醐)は吉野(南朝)へ…泥沼だ。

    足利尊氏は京都で光明天皇(北朝)を擁立し、吉野へ逃れた後醍醐天皇(南朝)と対立。約60年に及ぶ南北朝の動乱が始まった。

    覚え方南北朝の動乱は約60年続き、義満が1392年に合一。北畠親房の神皇正統記が南朝の論拠。

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  3. 例題3 明徳の乱

    明徳の乱——。「義満軍に包囲された!」山名氏の家臣として。

    1. 「六分の一殿」と呼ばれた我々の力が恐ろしいのか!義満め、許さんぞ。
    2. 鎌倉公方と一緒に反乱を起こしたのがまずかったか。
    3. 管領細川頼之の陰謀か。
    4. 堺で大内義弘殿と一緒に戦うはずだったのに。
    答えと解説

    正解:① 「六分の一殿」と呼ばれた我々の力が恐ろしいのか!義満め、許さんぞ。

    明徳の乱(1391年)で、義満は「六分の一殿」と呼ばれた山名氏を挑発して討伐。将軍権力を絶対的なものにした。

    覚え方明徳の乱(1391年)は義満が山名氏を討ち、守護大名削減と将軍権力強化を実現した事件。

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  4. 例題4 応仁の乱の影響

    応仁の乱後——。京都に戻ってきた僧侶として、都の様子は?

    1. 焼け野原だ…。多くの公家や仲間が地方へ逃げた。おかげで地方の文化レベルが上がったが。
    2. 祇園祭はずっとやっていたし、都の魂は死んでない。
    3. もうダメだ、明治まで人は戻らないだろう。
    4. 将軍様がすぐに金閣を再建してくれたのが救いだ。
    答えと解説

    正解:① 焼け野原だ…。多くの公家や仲間が地方へ逃げた。おかげで地方の文化レベルが上がったが。

    11年に及ぶ戦乱で京都は焼け野原となり、公家や僧侶が地方へ疎開したことで、文化の地方普及(小京都など)が進んだ。

    覚え方応仁の乱は京都を焦土にし、文化の地方拡散と町衆による自治復興をもたらした転換点。

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  5. 例題5 管領の職務

    『管領の役割を示せ』——幕府の政務に参加する奉公衆として、管領の職務を説明する。

    1. 将軍を補佐して政務を統括し、儀式の運営や守護大名への命令伝達、将軍への取次ぎなどを行った。
    2. 管領は、鎌倉に常駐して関東地方(鎌倉府)を統治し、京都の将軍を監視する役割を担った。
    3. 管領は、侍所の長官を兼任し、京都の警察権と軍事指揮権を独占した。
    4. 管領職には、外様大名の中から、くじ引きや選挙で選ばれた者が就任した。
    答えと解説

    正解:① 将軍を補佐して政務を統括し、儀式の運営や守護大名への命令伝達、将軍への取次ぎなどを行った。

    管領は将軍を補佐して政務を統括し、儀式の運営や守護大名への命令伝達、将軍への取次ぎなどを行った。三管領(細川・斯波・畠山)から任命された。

    覚え方管領は三管領が将軍補佐・行政統括を担う最高職で、四職や鎌倉公方とは役割が異なる。

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室町時代の重要な因果関係

1

南北朝の対立

原因 建武の新政で武士への恩賞が不十分だったため、足利尊氏が離反し独自の天皇を擁立した
→
結果 南朝(吉野)と北朝(京都)の並立が約60年続き、全国的な内乱状態となった
2

勘合貿易と室町文化

原因 足利義満が明と国交を開き、倭寇の取り締まりと引き換えに貿易権を獲得した
→
結果 大陸との交易で財源を確保し、金閣寺に象徴される北山文化が栄えた
3

応仁の乱と戦国時代の幕開け

原因 8代将軍義政の後継争いに有力守護大名(細川氏・山名氏)の対立が重なった
→
結果 京都が11年間戦火に包まれ、幕府の権威が失墜。下剋上の風潮が全国に広がった
4

下剋上の拡大

原因 守護大名が京都の戦乱で疲弊する中、国人層や守護代が実力で領国を奪取した
→
結果 北条早雲・斎藤道三ら戦国大名が台頭し、血統ではなく実力で支配する時代が始まった
5

一揆の頻発

原因 荘園制度の解体と貨幣経済の浸透で、農民や宗教勢力の自治意識が高まった
→
結果 土一揆・国一揆・一向一揆が各地で発生し、既存の支配構造を揺るがした

室町時代の用語をくわしく読む

問題一覧(31問)

Q1
日明貿易 「明との貿易が再開されたそうだ」——博多の商人として、日明貿易についてどう思う?…
→
Q2
土一揆 「正長の土一揆が起きたぞ!」——借金で首が回らない近江の馬借として。…
→
Q3
北山・東山文化 最近の京の文化(北山・東山)についてどう評価する?——京都の絵師として。…
→
Q4
建武の新政 建武の新政——。後醍醐天皇の政治、武士としてどう思う?…
→
Q5
室町文化 「最近の建築や芸術のトレンドは?」——室町の文化人として。…
→
Q6
惣村と自治 「惣村」の寄合で何を話し合う?——農民(乙名)として。…
→
Q7
南北朝 「帝が二人いて大変だ」——南北朝時代の武士として、世の中の混乱を嘆く。…
→
Q8
半済令 「戦費が足りない」——守護として、幕府から「半済令」が出たぞ!…
→
Q9
観応の擾乱 「弟の直義殿と執事の高師直殿が揉めている」——足利尊氏の家来として。観応の擾乱の渦中にいる。…
→
Q10
室町の職制 「組織図を教えてくれ」——幕府の役人として。…
→
Q11
自治都市 堺に来た宣教師として——。「この街の様子はどうだ?」…
→
Q12
室町の内乱 「将軍と大名の戦いについて語ってくれ」——室町の講釈師として。…
→
Q13
明徳の乱 明徳の乱——。「義満軍に包囲された!」山名氏の家臣として。…
→
Q14
下剋上 「下剋上」の世の中——。戦国時代の武士として、どう生き抜く?…
→
Q15
貨幣経済 「支払いをするが、どの金を使う?」——京都の商人として。…
→
Q16
足軽 「戦場の様子は?」——応仁の乱に参加した足軽として。…
→
Q17
三管領 「この職の重みは?」——管領に就任した細川氏として。…
→
Q18
惣村の寄合 「寄合に参加したいが、どうなっている?」——村の若者として。…
→
Q19
応仁の乱の影響 応仁の乱後——。京都に戻ってきた僧侶として、都の様子は?…
→
Q20
徳政令の手数料 「徳政令を出してくれと要求が来ているが、タダではやらんぞ」——幕府の財政担当者として。…
→
Q21
四職 「侍所の所司に任命された。家柄は?」——四職の一人として。…
→
Q22
花の御所 足利義満に招待された——。新しい将軍邸「花の御所」に来た公家として感想は?…
→
Q23
倭寇 「日本の将軍に『倭寇』の取り締まりを頼みに来た」——明の使節として。…
→
Q24
管領の職務 「管領様には挨拶しておくべきか?」——新米の守護大名として。…
→
Q25
管領の職務 『管領の役割を示せ』——幕府の政務に参加する奉公衆として、管領の職務を説明する。…
→
Q26
足利義満 「義満様の偉業を称えよ」——義満時代の外交官として。…
→
Q27
室町文化 「最近の文化交流について」——五山文学の禅僧として。…
→
Q28
嘉吉の乱 「『万人恐怖』の将軍・義教をどうする?」——赤松満祐の家臣として。殿が思い詰めている。…
→
Q29
守護大名 「『守護大名』と呼ばれる所以は?」——守護としての実力をつけた武士として。…
→
Q30
貨幣の歴史 「昔(室町)のお金について研究している」——江戸時代の学者として。…
→
Q31
中世の商業 「商売を独占する権益を守るには?」——「座」の商人として。…
→

よくある質問

4件

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一問一答で用語を覚えたいときは?

室町時代の一問一答で、択一問題31問と用語クイズ44語を解説つきで確認できます。クイズで迷った用語の復習に使えます。